日本国民、総白痴化!
子供の学力低下を危惧する声が高まっている昨今です。息子の学習はマダムに任せっ切りの「典型的な駄目パパ」の僕でありますが、常日頃どんな勉強をしているのかと、試しに息子の教科書を捲ってみたのであります(恥ずかしながら、真剣に眺めてみたのは本日が初めて)。
小学校3年生の内容なんて、昔も今も大して変わりはないであろう(簡略化できるようなレベルではない)とタカを括っていた僕は、「何じゃこりゃ~!」のビックリ仰天・・・何れの教科書も異常に薄い!その中身たるや無い無い尽くしのお粗末千万。はっきり言って、レベルも1年以上は遅れたものではないでしょうか。理科と社会なんて3年生まで存在しなかったとのことで、中身は小学1年生並でありました。聞くところによると、これでも時間が不足して、教科書全てを履修できないとか・・・。ましてや、子供の通う学校では、週に何時間かは、正規の授業時間を半ば遊び時間に潰しているとのことです。指導内容は、学校、教師の裁量に任されているとは言うものの、これでは、基礎学力どころか常識程度も身につかないのでは?と不安を隠せません。塾が繁盛するのも無理はありませんね。日教組と文部省が提唱した「ゆとり教育」が、これだったと思うと情けなくなります。「詰め込み教育の排除=レベルの低下」では無かったはず・・・!
そう言えば、その昔、小田実とかいう評論家が話していた、米国による「日本国民総白痴化50年計画」のことを思い出しました・・・。
教育制度見直しには、これから相当の時間を要するものと推測されます・・・安穏として学校だけに子供の教育を任せてはおけませんよ。先人達と共に築き上げてきた先進技術を継承する人材の枯渇は、国家存亡に拘わる大問題です。今こそ夫婦力を合わせて、子供の勉強を見てあげましょう。そして子供の将来を真剣に考えてあげようではありませんか。
それにしても、最近の中高生って、目が死んでると思いません?
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トラバありがとうございます!
私は第二次ベビーブームに生まれ学力が高かった世代なのですが
今の親御さんって みんな子供の教育に一生懸命に見えるんですけどねぇ?
子供にとって色んな遊びが多すぎるんでしょうか。
うちは一男一女の子供がいますが
特別優秀ではなくても
ある程度の知識は身につけてほしいと思いますね。 やっぱり。
投稿: となりのことろ | 2005年5月31日 (火) 19:47
となりのことろさん
子供を持つ親として、心配な環境が多すぎますね。子供には知識という財産を持たせてやりたいと思うのは当然の親心です。学校の機能が低下している現在、残るのは親が努力をするか、学習塾に委ねるかでしょう。でも、親が手を貸すにのにも限界がありますしね。
私はずーっとほっぽらかされていた子供でした。でもなぜか、小学校の時には「もの知り博士」というあだ名でした。今でいう博物学の知識を持っていたようです。これはきっと親がチャンスを捕まえて、疑問を持たせる言葉をかけてくれたからだと思っています。だから、「どうして空が青いの?」とか「雲はなぜ浮いてるの?」などの疑問を持ったのでしょう。その後は、図書室が私の遊び場でした。私はどうやら、机の上の勉強ではなく、日常に疑問を見つける才能を教えられたようです。多分、親は迎え水を与えてくれたのですね。今はそんな両親に感謝しています。その後、意識的もせずに勉強をしていたようです。ご参考になれば!
投稿: Bach | 2005年6月 7日 (火) 09:57